埼玉県の幸手市で、子育て支援をしている小さなグループです。 たくさんの人とつながっていく温かさを伝えていきたいと思っています。
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旭山動物園を変えた奇跡の14枚の絵
2007年03月19日 (月) | 編集 |
3月10(土)に大宮の芝浦工大で開催された「子ども☆夢☆未来☆フェスティバル」の話の続きです。北海道の旭山動物園の副園長でもある、獣医の坂東元さんがゲストとして招かれていました。私がお話を聞くことが出来たのは「優劣を競うマニュアルから、いのちを養う(ともに生きる)物語へ~団塊の世代502人の声から」というプログラムの最初のオープニングスピーチの30分でした。団塊の世代と動物園が、一体何の関係があるのかしら?と不思議に思って聞き始めましたが、どうしてどうして、たった30分でしたが宝石のようにキラキラ光る言葉がたくさんありました。“あの有名な旭山動物園の・・・”だから呼んだのではありませんよ、ありのままの存在を大切にすることが共通していたからです、と冒頭で説明があったとおりでした(ミーハー気分で聞き始めた私は反省(^^ゞなんだかいつも反省しています

【板東さんのお話の抜粋です】
廃園寸前だった旭山動物園。自分たちは毎日動物の世話をしていて、動物の素晴らしいところをたくさん知っているわけです。でもそのことがお客さんにはちっとも伝わっていなくて、お客さんにとっては動物は「つまんない、汚い、臭い」しかなかった。そうですよね、ライオンはお腹がいっぱいで寝てばかりいるのですから。動物は、自分で自分のことは自慢しない、隣のオリが気になるから、お客さん相手に何がしてやろう、とか動物は思わないわけです。どうしたらコイツらの凄いことがお客さん伝わるのだろうか、と考えたときに僕らがやるしかないじゃないか、ということになりました。
予算がないわけですから、できることは自分たちがしゃべって伝えるしかない、とワンポイントガイドをとにかく毎日やりました。お客さんがほとんどいない時も、とにかくやり続けました。だいたい飼育係りになろうとする人間は、人が苦手なんです。動物を相手にしていていたほうが気が楽なんです。そんな僕らでしたので喋ることは本当に大変でした。でも、続けていくことが大切なんですね。この続けた20年があるからこそ、この(入場者数300万人という)3年間があるんです。
奇跡を起こした14枚の絵、ということで飾らせていただきました。この絵は、まだまったく人が少ないときに、とにかくプランを自分たちで持とうよ、とみんなでたくさん話ました。こんな動物園だったらいいな、というものを描いていたものです。
動物は、今も昔もちっとも変わらないんです。例えばジュンツペンギン(※)は海から垂直にピョーンと飛び出して陸地に立つんです。でもこの姿を見てもらうには飛び出せるだけの深い水が必要です。僕たちは、この環境を整えているだけです。狭い檻の中で買われている動物たちに僕たちがせめて、それくらいのことはしてあげたいじゃないですか。「見る側」「「見せる側」という関係になってしまうと、そこに生活しているのは、一体誰なんだ、ということになってしまいます。
動物園が素晴らしいのではなく、素晴らしいのは動物なんです。まだまだ、全部の動物の素晴らしさを見せられていません。まだまだ僕らは未熟です。何かが見えてくると、また次が見えてくるので夢に終わりはありません。

今の子ども達を見ていると命というものがとても希薄です。密度で考えるとすごい密度の高い群れの中で生活しているわけですよね。これは動物としては末期状態です。チンパンジーは、子どものうちはおなかの毛が白いんです。これが在るうちは、群れ全体が何があっても絶対に子どもを守ります。大人のサル同士が血を流し合うケンカをしているところに、子どものサルがトコトコと行っても、絶対に手を出しません。子どもは必ず守られるのです。これは次の世代を守ることだからです。但し、群れが崩壊するときには真っ先に棄てられるのは子どもです。母ザルも子どもを棄てて逃げていきます。群れがきちんと整っていくと、また子どもを大切にし始めます。

相手の立場に立って泣ける生きものは人間だけです。でも、今は自分のことで精一杯で相手の痛みを感じられなくなってきているのではないでしょうか。だから、「死」というものがとても近い。考え方ややり方を根本から変えないと無理だと思います。「改良」ではもう限界にきています。未来の子どもたちをどう育てたいか、を考えたら自然と出てくると思います。理論・言葉をただ使うのではなく根本をしっかり抑えていけば大丈夫だと思います。
理論や知識では、深い人たちがたくさんいるわけですよね。だから僕は、自分はどうしていきたいのか、という自分の感覚を大切にしてやってきました。(もちろん学ぶところは学びながら)これからも大事にしてきたいと思っています。

  
   ※この名前で良かったとも思うのですが、間違っていたらごめんなさい

とてもとても素敵なお話でした。自分達のやっていることへのたくさんのヒントをいただきました。そして、大切にしたいことは、やっぱりこれでよかったんだ!と確認することができました。私達も、毎日が素敵な人・素敵なことの出会いの連続ですこんなに素晴らしいのに私のスキルが未熟なために、伝え切れなくて残念です。でも、人と比べないこと!をモットーにしているので、ボチボチ行きますこのブログで少しずつ伝えていきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いしますm(__)m
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